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川崎七福神の各お寺院は、神奈川県川崎市中原区に在ります。
各お寺の紹介ページを参考に、実際にまわってみましょう。

ほとんどの寺院が、最寄駅から徒歩で5分〜10分程度とアクセスにも便利な為、また、寺院への道中の町並みや四季のうつろい等も
楽しんで頂きたく、 なるべく公共の交通機関をご利用ください。

 

 
 
 
 

真言宗智山派 西明寺   住職 渡辺 新治

   

所 在 地

神奈川県川崎市中原区小杉御殿町1-906

電   話

044-722-4524

交通機関

南武線・東急東横線「武蔵小杉」下車 徒歩15分
市バスの場合は1番乗場、西明寺前下車徒歩三分。


 西明寺は龍宿院と称し本尊には大日如来を安置している。

 中原街道小杉御殿跡近く、丸子橋方面から見ると正面に近代的な仁王
門が目に入り その奥に全容が一望されます。 西明寺の創建は不明です
が、 有馬から移されたと言われています。(新編武蔵風土記) また、一説
には弘法大使が渡唐した際の宿坊の寺号にその名を発するともいわれ、
大使東国御巡錫のみぎり、高弟泰範上人が堂字を建立したとも伝えられ
ていますが、詳ではありません。
 
 北条時頼公の信仰厚く、中興開山となられているところから北條氏とも
ゆかりが深く、時頼公の生像が現存しております。江戸時代は徳川家康公
がしばし、中原街道を通り、小杉御殿で休憩している点、また葵の紋は朱
塗りの籠があったことからも西明寺と縁が深かったことがわかります。

 

 もともとは、インドの闇黒の神でありましたが、仏教にとり入れてからは、
仏、法、僧の三宝を護持し、飲食を司る護法人となりました。名前の示すと
おり真黒で、いきどうり怒った姿をされていました。
 
  大黒様には六種類あり、その一つにマカラ大黒というのがあります。
皆様がよくお見かけするのがこの大黒様で、日本では大黒が大国に通ずる
所から、大黒天は、大国主尊と同一視され、神話にあるように、大きな袋を
背負って歩く姿となったのです。 その姿は、頭には頭巾をかぶり、手には小
槌、袋をかついで米俵の上に立っています。頭巾をかぶるは「上を見るな、う
つむいて働け」との教えです。
  一生懸命に働くことにより袋には、七宝、足元には米が自然に集まり、ま
た打出の小槌は意のままに黄金を振りまくことができる。つまり、勤労は徳
であり、怠者の頭を打つのが小槌であると教えています。 働く事によってい
くらでも、福を授けて下さる大黒様を厚くお参りしましょう。

 
 
   
 
 
   
   
 

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