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川崎七福神の各お寺院は、神奈川県川崎市中原区に在ります。
各お寺の紹介ページを参考に、実際にまわってみましょう。

ほとんどの寺院が、最寄駅から徒歩で5分〜10分程度とアクセスにも便利な為、また、寺院への道中の町並みや四季のうつろい等も
楽しんで頂きたく、 なるべく公共の交通機関をご利用ください。

 

 
 
 
 

真言宗豊山派 大楽院   住職 日吉 隆絵

   

所 在 地

神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町1522

電   話

044-411-7327

交通機関

東横線新丸子駅東口下車 徒歩6分


 大楽院は新丸子駅東口商店街を抜けてまっすぐつきあたりで、川崎七福
神と水子供養の赤い旗が目に入る。真言宗豊山派に属している。牡丹で有
名な奈良県長谷寺の直轄寺院で、日吉山大楽院神宮寺と号し御本尊は長
谷寺と同じく、十一面観世音菩薩である。元禄十七年(一七〇四)二月の長
谷寺末寺帳に頼意僧上の法流ありと記され、また徳川中期の頃の当山の
模様を『武蔵風土記稿』によれば、境内には本堂の外にいくつかの堂宇を
有し境外にも数社を管理し、かなりの寺格と規模を有したようである。

 本堂内の釈迦如来像は川崎市の指定文化財となっており、境内の新四
国八十八ヶ所お砂踏み霊場・水子地蔵尊・北向観音・恵比寿神等は、多く
の参詣者を集めている。

 

 恵比寿神は七福神唯一の国産の神様で、イザナギとイザナミとの間に
第三番目の御子として生まれ、蛭子尊(ヒルノミコト)と名付けられた。
  幼少の頃脚が立たず歩行困難の為に両親が意を決して葦舟に乗せて
海に流し、舟は摂津国西宮の浦に漂着し恵比寿神として祀られた。  
  初めは漁民の神であったが、海産物の売買を通して商売繁盛の神と
なり広く商家や農家に信仰されるようになり、福徳をもたらす福神として
各地の寺院に祀られている。徳川時代の名僧天海僧上の説によれば、
恵比寿神は律儀(道徳と利益を得さしめる)福徳(幸福)と収穫や良果(良い
結果)との、三つの徳をたたえている。  当大楽院では、この徳をたたえ
て恵比寿堂を新築し、安置している。

 
 
   
 
 
   
   
 

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